日本経済新聞(2014年9月27日)四国版に超音波霧化分離技術を利用したシイタケの軸から採取するエキスの抽出装置が紹介されました。
従来の、加熱して水分を蒸発させるエキス製造法に比べ、超音波霧化分離装置は加熱をさほど必要としないため、熱に弱いシイタケの風味やうまみが損なわれにくい特長があります。(応用:食品の分離・濃縮)
弊社本社のある徳島県は生シイタケの生産量が日本一ですが、軸の部分は出汁がとれるにもかかわらず廃棄されることが多く、また食品加工用の出汁(シイタケエキス)は中国から輸入されているのが実情でした。今後はシイタケ生産者の6次産業化に期待が寄せられています。
※6次産業化とは、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を目指すこと。
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